土地・建物・相続

移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借り上げ制度」を知っていますか?

終身にわたって賃料保証!  JTIの「マイホーム借上げ制度」とは

 

親が亡くなって空き家になってしまった家を売却せず、賃貸に出すことを考えている人もいると思います。

そんなときに利用を考えてみたいのが、非営利団体「移住・住みかえ支援機構(JTI)」が運営している「マイホーム借上げ制度」です。

 

国(高齢者住宅財団)による5億円の基金も設定されている、このJTIのマイホーム借上げ制度を利用するためには、50歳以上の物件所有者であること、建物が一定基準の耐震性を備えていること、といった条件がつきますが、親の家でも相続すれば利用できます。自分の現在のマイホームを賃貸に出し、空き家になった親の家に移り住む、といった利用も考えられるのです。

一度入居者が決まれば、その後は最低賃料を保証

 

JTIの運営には大手住宅メーカーや不動産会社、金融機関などおよそ200社が協賛事業者として参画しています。マイホーム借上げ制度の柱は、マイホーム所有者から住まなくなったマイホームを終身にわたってJTIが借り上げて、JTIが子育て層ファミリーなどに転貸するというもの。

つまり、「借上げ→転貸」であるため、所有者は賃借人と直接関わることはありません。家賃の未払いや不適切な使用など、いわゆる賃借人とのトラブルの心配がないのもメリットです。

 

最大の利点は、最初の入居者が決定すれば、それ以降は空室になっても規定の最低賃料が保証されていること。つまり、金額の多寡はともかく、賃料収入が終身得られるというわけです。万一、空室保証用の準備金に不足が発生しても、国の基金が用意されているので、安心感も高いといえるでしょう。

また、JTIとマイホーム所有者は3年ごとに契約を見直すことから、事情が変われば契約を解除して、売却することも自分が再び住むこともできるようになっています。

もちろん、戸建て、マンションを問いませんし、地域も日本全国。実際、地方にある家をJTIを通して貸し出し、賃料を得ているケースも目につきます。築40年の物件を貸し出している例もあるほどです。

 

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