土地・建物・相続

遺産相続人を、全員確定できていますか?

親からの相続の場合、戸籍を祖父の代までさかのぼって探すのが基本

 

相続が発生した場合、まず相続人、つまり遺産を相続する権利のある人が誰なのかを確定する必要があります。

親名義の預貯金口座の変更に始まり、ほぼすべての相続手続きで、「故人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本」の提出が求められます。この出生から死亡までの連続した戸籍謄本が欠かせないのは、相続人となる子どもを確定するためです。

というのは、連続した戸籍謄本からは、俗にいう隠し子の存在も明らかになるからです。

故人が誰と結婚し、その子ども、すなわち隠し子も含め、相続人が誰なのかを確認するためには、いくら繁雑であったとしてもこの作業が必要なのです。

相続人を確定するのに必要なものは……

たとえば、亡くなった人が母親だったら、母親の父(祖父)の戸籍をとって、母親の出生を確認することからスタートするわけだが、そのためには、最少でも母親と祖父の2種類の戸籍謄本が必要となる。

現在の戸籍謄本はコンピュータ化されているが、それ以前の手書きかタイプ打ちによる戸籍(原戸籍謄本)も存在している。それを「原戸籍」と呼んだりしているが、現在のものと原戸籍謄本がなければ、母親の出生が確認できないのだ。

相続人が確定したら、相続人全員で遺産分割協議を行い、全員が合意できたら、親が亡くなり誰も住まなくなった家の売却を進めることができる。


2014/07/08 | キーワド: , , | 記事: