土地・建物・相続

売却価格が低くても、所持し続ければお金はかかる

地方の家の売却は、いい値がつかなくて当たり前 それでも持ち続けるよりは得

 

田舎の家は、都市部の家に比べ構えが大きいものです。

都市部の不動産価格の半値で見積もっても、相当な金額になりそうですが、現実はそうはいきません。土地の評価には、固定資産税の額を決めるときの基準となる路線価など公的な資料がありますが、これらは売買価格ではありません。実際の売却価格はケースバイケースで地域によってはその3分の1、10分の1ということさえあるのです。

金銭的には、早く処分するほうが得という考えかたも

いい買い手を見つければ、路線価並みに売れることもあるかもしれませんが、往々にして時間がかかり、時間がかかればその間余計な経費が発生するため、売値が安くても早めに処分したほうが結果的に得ということもあります。家を残すということは、手間もお金もかかることなのです。

空き家のままにしておくといっても、誰も住まなくなった家は傷みが早いものです。いかに空き家とはいえ、荒れ放題にしていては近所の住民に不安を与えかねないし、防犯の面でも、また防災の面でも問題があります。

空き家とはいえ、家を1軒所有しているのと同じ

親がいなくなり、誰も住まなくなった地方の空き家を定期的に見回り、家や敷地の維持管理を請け負うサービスも増えていますが、多くの場合、有料のビジネスとして行われています。経年劣化による建物の倒壊を防ぐには、補修工事も必要となるでしょう。

それを避けるには更地にすればいいのですが、家屋の解体にお金がかかるし、更地にすることで場所によっては固定資産税額が4倍程度に跳ね上がってしまうこともありえます。空き家問題は、いま自分が住んでいる家以外に、もう一軒家を維持するという経済的問題でもあるのです。


2014/07/05 | キーワド: , , | 記事: