土地・建物・相続

相続した土地の評価はどうやって決まるの?

「路線価方式」または「倍率方式」により決まります

 

親の遺産で、圧倒的に多いのが宅地を含む土地です。相続人が相続に伴って取得する財産は、毎年変動しますが、国税庁発表の直近データ(2011年分)では12兆円弱となっています。

ただし、そのうちのおよそ半分の5兆4000億円弱が土地であり、中でも宅地(借地権を含む)は約4兆円と他の相続財産を大きく上回っています。

 

ちなみに、現金・貯金等は約2兆8500億円といったところです。もっとも、相続した宅地などの土地は、実勢価格で計算するわけではありません。居住用や事業用の土地である宅地については、「路線価方式」か「倍率方式」のいずれかの方法により、相続税評価額が決まることになります。

 

地価公示価格の8割が目安

路線価とは、各地域の主要道路ごとにつけられた値段であり、国土交通省が発表する「地価公示価格」をベースに、毎年1月1日時点のものが発表されます。公示価格のおおよそ80%が目安です。実際の路線価図では、1㎡当たりの評価額が千円単位で表示されているので、それをベースに土地の形状による各種補正(奥行価格補正など)をしたうえで、評価額を計算することになります。

 

路線価がつけられていない地域は、倍率方式によって評価額を計算しますが、路線価地域より実勢価格も評価額も低いのが一般的です。原則として、地元自治体による固定資産税評価額に、一定の倍率をかけて求めます。


2014/09/05 | キーワド: , , , , | 記事: