私の「親家片」体験

70代前半で、一軒家からわが家近くのマンションに引っ越した母 第2話~専門業者と自治体サービスをうまく活用~

女手だけでむずかしいものは引っ越し業者に依頼
柏木静子さん(仮名)50歳・埼玉県

 

毎週末に実家に通って、母と二人で片づけました。食器棚にぎっしり並んでいた食器は燃えないゴミの日に少しずつ出して減らしました。

祖母の花器は、生け花をやっている友人に声をかけたら、ほしいといって、喜んで全部持っていってくれました。花器は重く、捨てるのも大変だと覚悟していたので、とても助かりました。

 

ソファ、食器棚、本棚、大きなダイニングテーブル、ベッド2台など大型家具も処分することにしたのですが、区で無料引き取りをしているのは数が限られていて、それ以上は引き取ってくれません。さらに区の引き取りでは、こうしたものを自分たちで外まで出さなくてはならないということもあり、女手だけではとても無理と判断。

引っ越し屋さんの「らくらくパック」で引っ越すことに決めていたので、大型家具はそのときに「引き取りサービス」を頼むことに。

 

本、人形、ピアノは業者へ。台所用品は多くを処分

古本の引き取り先はネットで探しました。着物も、友人に声をかけ、ほしいものは持っていってもらい、残ったものはネットで探した業者に送りました。

古い市松人形も納戸に入っていました。シミだらけになっていましたが、気持ちがこもっているようで、そのまま捨てるのはためらわれ、有名人形店がやっている人形供養に。ピアノもネットで引き取り先を見つけ、処分しました。

 

粗大ゴミとして出したのは、客布団3組。1組は母がどうしてもとっておきたいというので残しました。

鍋、調理道具、保存容器、ホットプレートなどの台所用品は、母に相談しながらけっこう処分しました。父が元気で晩酌をしていた頃に使ったと思われる、お燗をするための道具やゆで卵を作る道具も、もちろん処分です。

 

引っ越し先に持ってきたのは、母が気に入っていた食器、鍋(大中小)各1個、フライパン、ベッド1台、母のコレクションの人形、靴、傘十数本、写真は全部、母の服も全部、母の趣味の短歌関係の本や手帳、押し花で母が作った額約20枚、プラスチックケース4個におさめられた洋裁用の布地、ミシン、そして神棚などでした。

 

第3話へ続きます


2014/11/20 | キーワド: , , , | 記事: