私の「親家片」体験

ひとこと体験談 考えた末に残したものは?

たとえ壊れて使えなくても、両親の愛用品は残したい!

 

「実家から私が唯一、わが家に運び入れたのは、母が愛用していた桐の箪笥です。当初は、かなり傷んでいるので処分しようと思っていたのですが、友人から〝絶対に捨てちゃだめ〟と言われて思いとどまりました。かなりの金額をかけてリフォームし、リビングに置き、上部を仏壇置き場にしています。両親をとても身近に感じ、守られている感じがします。母も喜んでくれていると思います」(YKさん 52歳 東京都北区 親家片開始時期50歳)

 

母の写真は兄嫁にとっては迷惑だと思うので、私と姉ですべて持ち帰りました。母の魂がこもっている気がして処分するのがためらわれます」(KWさん 64 歳 山梨県富士吉田市 親家片開始年齢63歳)

 

「貝で作った財布につける小物、手毬……母が手作りしたものは捨てられません」(TMさん 67歳 東京都練馬区 親家片開始年齢64歳)

 

父の時計ネクタイ海外出張みやげは残しました」(NNさん 54歳 静岡県富士宮市 親家片開始年齢34歳)

 

義母の腕時計がきれいだったので、壊れて動かなかったのですが、とっておきました。私は使いませんでしたが、23年後、〝趣味がぴったり〟と言って、私の長女がブレスレットがわりに使うと持っていきました。そのとき、長女に義母の話をすることができました。義母の時計がきっかけで、子どもたちが自分のルーツである祖母がどんな人だったかを改めて知ることができて、本当によかったと思いました」(MYさん 50歳 三重県志摩市 親家片開始年齢初回27歳、2回目47歳)