「親家片」ストレス

いつか必ずするのなら、「始めよう!」という思い切りも必要です

着手しなければ終わらない。スタートはやはり早いほうがいい

「仕事が忙しい」

「子どもが大学受験だ」

「実家が遠い」

「体調が悪い」

などなど、誰しもいろいろな事情を抱えています。事情を抱えていない人はいないと思ってください。

 

けれど、逡巡していても、事態は好転しないのが親家片です。

施設や病院の手続き、介護、あるいは相続など、目の前の問題が一段落し、体力・気力が回復したら、思いきって親家片にとりかかりましょう。

 

うっかりしていると、またたく間に年月は過ぎ、体力、判断力、気力すべてが衰えて、よけいに大変になってしまいます。

「両親が亡くなり、あき家になって1年。一周忌のときに見た実家はまるで廃墟のようでした。背丈ほどまで伸びた草、クモの巣。門から玄関が見えないほどでした。このとき、やっぱり片づけなくてはならないと思いました」(YHさん 61歳 東京都足立区 親家片開始年齢57歳)

 

「いつかやるけれど、今はまだちょっと」と言っていると、日延ばしのつもりが、1年延ばし、2年延ばしになってしまいます。

 

「両親が生きていた頃から、実家に不用品が山のようにあることは気づいていたけれど、〝見ないようにしている〟自分がいました。両親が亡くなり、いざ片づけなくてはならなくなったとき、そのツケが最終的に自分に回ってきたのだと、怒り半分、納得半分の気持ちでした」(YKさん 52歳 東京都北区 親家片開始年齢50歳)

 

親が元気であればなおのこと、ものはふえ続け、作業はさらに困難になります。

 

「母が骨折したのを機に着手していなかったら、今も、ものであふれた親の家を放りっぱなしだったかもしれません」(UKさん 57歳 東京都武蔵野市 親家片開始年齢55歳)

 

「父が亡くなり、1年後、認知症の初期の母をわが家の近くに呼び寄せることになり、実家の一軒家が残りました。いつかはやらなければいけないことだと思っていたので、母の引っ越しと同時に思いきって親家片にとりかかりました。母のサポートを優先したので、結局、5年もかかってしまいましたが、あのとき始められたから終わったと納得しています」(YMさん 53歳 大阪府大阪市 親家片開始年齢48歳) 

 

親家片は、いつか必ずやらなくてはならないこと。

ため息ばかりついていても始まりません。

「いいきっかけを与えてもらった」

「思い立ったが吉日」

そう考えて、親家片をスタートしましょう。


2014/08/05 | キーワド: , , , | 記事: