「親家片」ストレス

親の家の片づけを始める前には、兄弟姉妹に連絡を入れる

1本の連絡をしなかったがために、後々トラブルになることもあります

親の家の片づけを実際に着手する前にまず、兄弟姉妹に「親家片をしようと思う」と伝えましょう。

 

兄弟姉妹に打ち明けずにスタートした場合、たとえそれが兄弟姉妹に負担をかけたくないからという理由であっても、問題が生じてしまうことがあります。

「あれ、私が欲しかったのに……」

「黙って捨てられた」

「こちらの気持ちを無視して勝手に片づけた」

 

連絡を怠った、ただそれだけのために、大変な思いをして、とてつもないエネルギーを使って親家片に取り組んだあげく、兄弟姉妹と行き違ってしまい、非難されることにもなりかねないのです。

親家片で疲れきり、いやな思いをして、あげくの果てに兄弟姉妹との関係が冷えきってしまうこともあります。

 

親のものに対する思いは、兄弟姉妹でも違うもの

 

「昨年の夏、長くひとり暮らしをしていた母が亡くなり、姉妹3人で親家片について話し合っているところです。〝引き取り業者にすべて持っていってもらおう〟という姉、〝思い出があるので選別してからにしよう〟という私、〝今すぐ片づけなくても、しばらくは放っておいていいのでは〟という妹。三者三様でしたが、いつかは片づけなくてはならないので、できるところから少しずつやろうということで、なんとか一致しました。姉妹で価値観が違うので、みんなで一緒に作業して、トラブルを回避したいと思っています」(SKさん 54歳 広島県福山市 親家片開始年齢54歳)

 

親の持ち物について、兄弟姉妹といっても、それぞれ考え方が違います。

相続の問題もありますので、親家片をするときには前もって、兄弟姉妹、関係しそうな親戚には必ず連絡をとって、どう進めるかを相談する必要があります。