「親家片」ストレス

親家片はひとりで始めない、進めない

親家片は「相談しながら進める」のが大原則です

親家片は、体験した人でないとわからないほど大変な作業です。「いつになったら終わるのか」「親のものを処分するのがつらい」「なぜ私ひとりがこんな目にあうのか」……ひとりで作業すると、こうした思いに押しつぶされそうになります。

 

親家片は必ず誰かと行うようにしてください。共に作業している人がいれば冷静になれます。相談することもできます。

親が大切にしていたものを処分するつらさを共有することもできます。ひとりより複数の人の知恵が、いい結果を生むことも。また親家片を通して、新しい風通しのいい兄弟関係・親子関係が始まることもあります。

 

親と向き合うことからスタート

 

片づけることを頑として拒否し続ける親、カッとなって実力行使に出る子ども……その行き先は親子バトル。親子が絶縁に近い関係になるなどとり返しのつかない事態に陥ることもあります。

 

親子の対立は百害あって一利なし。急がば回れです。せめて「家を片づける」ことだけでも親に納得してもらうようにもっていきましょう。

 

そのためにも、親と向き合う時間をつくってゆっくり話し合いましょう。このとき、親の老いを思いやることもお忘れなく。高齢になればなるほど、新しいことが面倒になってきます。

片づけという、いつもと違うことをするのは、親にとって億劫でたまらないこと。まして、そもそも家の片づけがいやになってしまった親なのです。親がすぐに「親家片」に納得しなくて当たり前……それくらいゆったりとした気持ちで臨むことです。

 

1回でだめなら、2回、3回と重ねて話をします。そうして親の家を訪ねるたびに、さりげなくテレビのまわりだけ片づけたり、引き出しをひとつ整理したりして、親の気持ちをほぐしていきます。


2014/11/06 | キーワド: , , , | 記事: