片づけ方のコツ

親家片を始める前の小さな一歩

実際に親家片にとりかかる前に現状把握を

ひと口に親家片といっても、状況はさまざま。ひとつとして同じケースはありません。

 

まずは今の段階でわかっている状況や条件をノートに書き出してみましょう(親家片専用ノートを用意するのがおすすめです)。

問題や悩み、それから行動したことも、もれなく書きます。このメモがあれば兄弟姉妹や家族、経験者や専門家に相談したりする際にも要領よく伝えられて、勘違いなどのトラブルも防げます。

また、書くことで少しずつ気持ちが落ち着くという効果も。

 

家や土地の名義人など、事前に調べておかなくてはならないことや、行動しなくてはならないことも、項目ごとに書き出すことで浮かび上がってきます。

賃貸の場合は、決められた退去の期限が1~2カ月という場合もあり、原状復帰に関しての条件などもさまざまなので、早めに確認しておきましょう。

 

親の状況はどうか

親が健在なら、親家片にどの程度かかわれるのか、要望は何かなど、じっくり話し合いを。亡くなった場合は、家への親の思いなどを思い起こして。

●確認すること

年齢

健康状態

自立度

現在の気持ち、願い

これまでに聞いていること

 

家の状況はどうか

親が生活しやすいように整理する親家片なのか、家の処分までも念頭に置いての親家片なのか。そうしたことも頭に入れて家の状況をチェック。

●確認すること

形態、間取り、広さ、築年数

所有か賃貸か

名義人

付帯事項(借地などの賃貸契約など)

あなたの自宅からの距離、交通手段、費用

 

参加できそうな人 参加してもらいたい人はいるか

兄弟姉妹、夫、子ども、甥姪、友人など、頼めそうな人を書き出す。手伝いの実作業を考えるためにも、できれば各自の状況も付記する。

 

相談すべき人は誰か

親に万が一のことがあった場合の法定相続人である兄弟姉妹、親の兄弟姉妹、親しく行き来している親戚などには必ず相談する。親家片経験者、つきあいのある司法書士などに相談すると、知恵と情報を出してもらえる。

 

その他

高齢者施設で暮らす親に面会に行く、親の病院通いに付き添う、子どもの受験や夫の退職時期など、親家片以外の「せざるをえないこと」をすべて拾い上げる。

 

書くことで冷静になれる「親家片ノート」に記録を

現時点でわかっていることや考えていることなどはすべて「親家片ノート」に明記を。

不安に思っていることや親家片に関する希望などがあれば、それも箇条書きで列記します。誰にいつ、どんな連絡をしたかも書いておくといいでしょう。

「言った、言わない、聞いてない」というトラブルを回避するため、日付も必ず記入を。写真なども随時撮ってここに貼っておくと、記憶を呼び戻すときに役立ってくれます。そして何より、書くことで冷静になり、「ここまでできた」という達成感が得られます。


2014/11/11 | キーワド: , , , | 記事: