片づけ方のコツ

何を残すのかを決める作業は、時間がかかっても自分たちで

「何を残すか」ここがいちばんの考えどころ!
人まかせにせず自分たちで判断する

親家片の実作業は、「残すもの」「処分するもの」「保留するもの」の3つに仕分けを。写真、衣類、食器、日記……すべて処分したら二度と手に入らない、親のにおいがするものばかりです。

心のアンテナを立てたままだとどっと疲れるので、心に封をしてパパッと片づけたり、人まかせにする人もいます。けれど、気持ちをごまかしたり、人に判断をゆだねたりしたために、長く後悔や罪悪感にさいなまれてしまう人も少なくありません。それだけ親家片は心の奥深くまでかかわること。時間はかかっても、心を動かしながら作業することをおすすめします。

 

「処分しようか、残そうか」と迷って結論が出ないときは、ひとりで勝手に判断しないようにしましょう。共に作業している兄弟姉妹、夫や友人などに相談を。その日、ひとりで作業している場合は保留に。「処分して後悔した」「捨てたことを、親に申し訳なく思う」のは、ひとりで無理やり決断したものがほとんどです。

 

親の気持ちに寄り添ってみて

 

共に作業をしている兄弟姉妹で話し合っても結論が出ないこともあります。そんなときは、親はどんな気持ちでそれを持っていたのか、思い起こしてみましょう。

 

親家片を続けていると、人が思い出を記憶するように、ものにも記憶が宿っていることを実感したりするもの。親の気持ちに寄り添い、ものの記憶も含めて、何を残すかを考えます。