片づけ方のコツ

明るい親家片にするために 親の心をどう動かす?

タイミングを見ながら時間をかけて提案を

親子で話し合う習慣がある人はそう多くはありません。たいていの親子が普段口にしているのは、連絡事項とさしさわりのない話ばかり。はたしてちゃんと話し合いが成立するのかと、不安になるのも当然です。

 

おすすめしたいのは、親家片はまずは横に置き、親との会話をとにかくふやすこと。

 

離れて暮らしている親のことを、子どもはほとんど知りません。何を大切にしているのか。どんな暮らしをしているのか。楽しみは何なのか。どの病院にどれくらいの頻度で通っているのか、どこがどれくらい悪いのか。料理は作っているのか。近所の友達は誰なのか。

 

なにげない話から「床にものを置いてしまうのは、腰が痛いため」「膝が痛くて、2階に上がれない」など、家が散らかってしまう理由が浮かび上がってくることも。

 

自分を理解しようとする人に、人は心を開きます。親家片の話を切り出すのはそのあとです。それでも親家片にすぐに同意してもらえなくて当たり前。大変でも途中で投げ出すことなく、何度も話し合いを重ねてください。

 

「してあげる」ではなく「手伝う」という気持ちで

親が高齢になると、子どもがつい上からものを言ってしまうことがあります。これはたいていの場合、逆効果。

 

親には長い人生を生き抜いてきた経験と自負があり、年齢を重ねても「老いては子に従う」という気持ちにはなかなかなれないものなのです。プライドを傷つけるような話し方では、聞いてもらえないだけでなく、悪くすると、親が抱えている不安感や疎外感などを刺激してしまいます。

 

家がどんなに汚れていても、親にとっては自分の家。主導権は親にあるのです。

「親が年をとったから、仕方なく手伝ってやるのだ」と感じさせる言い方はやめて、「親の片づけを手伝う」という気持ちで相対することです。

 

 


2014/10/08 | キーワド: , , , , | 記事: