片づけ方のコツ

「無理しない」「ひとりでやらない」ためのスケジューリングをする

残すものは何? 費用は誰がどれくらい負担する?

 

親家片にとりかかる前に、「誰と誰が、いつから、どの範囲を片づけるのか」を相談し、決めていきましょう。

家全体を片づけるのか、親の生活スペースである居間と寝室、水回りだけにするのか、2階はあきらめて1階だけにするのか。

片づける場所をどう分担するのか。いつも一緒に集まってやるのか。それとも、それぞれ都合のいいときに別々にやるのか。

 

これらのことが決まったら、親、兄弟姉妹など関係者全員で大まかな計画表をつくります。
計画を立てておけば、次に誰が何をやるのかがわかり、何かトラブルが起きても、計画表に立ち戻って考えることができます。

親家片は、毎週末を使って約3カ月以上をかけて片づける人がほとんどです。1年以上の人も少なくありません。予想外のトラブルに遭遇することもあり、まずは始めて、調整をしながら進めるという方法が、心の負担やあせりが少なくてすみます。

 

一気には片づかない。余裕をもった計画が吉!

親家片は、普通の片づけと異なり、なかなか計画どおりには進みません。処分するか残すか、悩んでしまうことも多いからです。親を見送ってから行う親家片では、介護や葬儀、相続の疲れが残っていて、作業を行う体力や気力が回復していないということもあります。

 

そうした特別なことがなくても、子ども世代も50代以上がほとんど。確実に体力・気力が落ちています。若いときならできたことが、無理がきかなくなっています。計画は余裕をもって立てることが大切です。