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内縁の妻は遺産を相続できる!?【主婦弁・澤田有紀の親家片法律コーナー】

生活をともにしているけれど籍は入れていない「事実婚」状態の場合、遺産相続はできるのでしょうか。それはどんな方法であれば可能なのか、澤田先生にお聞きしました。

未入籍の場合は「遺言書」がカギとなります

何十年も一緒に暮らしても故人と同じ戸籍に入っていないと、相続する権利はありません。内縁、事実婚の状態で将来、相手の財産を相続したいと思っているのなら、入籍が必要です。婚姻は遺言書に書いても認められないので、必ず生前に入籍を。

内縁の子供は認知されていれば相続できます。これらの手続きができない場合は、遺言書で財産を遺贈するように指定してもらいましょう。ただしその場合も、ほかの法定相続人の遺留分を侵害していると、遺留分の請求をされることもあるので注意してくださいね。

もし内縁の夫に相続人がいない場合は、特別縁故者(※)として申し立てをすれば、認められる可能性があります。また最近は、相続人にはなれないものの「準婚」として年金などでは保護されます。しかし準婚についてはまだ制度が整っていないので、入籍できない事情があるなら、生前に遺言書を書いてもらうのがベストでしょう。

※【特別縁故者】①故人と生計を共にしていた人②故人の療養看護に努めた人③そのほか故人と特別の縁故があった人、のことをいいます。

■澤田先生の著書『どうする? 親の相続』には、多くの体験談や相続に関するQ&Aを掲載。相続に関するベストな方法が見つかるはずです!

澤田先生本

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澤田先生の法律事務所 弁護士法人みお綜合法律事務所 http://www.miolaw.jp/

sawada澤田有紀 
弁護士。弁護士法人みお綜合法律事務所代表。奈良県生まれ。1985年大阪大学文学部英文科卒業後、商社勤務、エレクトーン講師を経て専業主婦に。阪神淡路大震災をきっかけに、「何か人の役に立つことがしたい」と一念発起。弁護士を目指す。1回で司法試験に合格し、2000年に弁護士の道へ。専業主婦から弁護士になった「主婦弁」として各メディで活躍中。主な著書に『人生を変える!3分割勉強法』(祥伝社)、『カード&住宅ローン危機』、『相続でもめないための遺言書』『どうする?親の相続』(ともに主婦の友社)など。

2015/10/23 | キーワド: , , , | 記事: