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編集長・古戸郷子からのメッセージ ~やさしい言葉を選ぶハガキを、猛暑には活用~

思いがけなく届いたハガキ1枚で、心が少しやわらかくなったら……

天井知らずの猛暑が続いています。本気で大人の夏休みを考え直さなくてはいけない時代になっているのではと、通勤電車の背広姿の方たちを見るたびに思います。自分が思っている以上に暑さによる疲れが蓄積しています。そんなときに、大事なことを考えたり、人に伝えたり、話し合ったりすると、いつもより気持ちの余裕がないせいで、乱暴な結論を出してしまったり、衝突したりということになりがちです。くれぐれも、ご注意を。

最近、クラス会などで同級生と話をすることが多々あるのですが、長年、家庭を支えて守って盛り立ててきた主婦である女性たちの、人との関わり方の手腕に脱帽しています。姑との関係しかり、夫との関係しかり。相手の状況を見ながら、でも一方的に受け入れるというよりは、自分の気持ちも時間をかけて伝えて説得して・・・。そう、どれも、毎日少しずつ積み重ねながら、なんとかいい方向に持っていっているのですよね。

関係がうまくいかない……そんなときこそ言葉の力を

これまでの親子の関係が浮き彫りになる、親家片では、彼女たちの底力は相当に強みを発揮するのではと思いますが、一朝一夕にできることではなく、マネするのはむずかしい。急に親と仲良くしようと思ってもなかなか・・・・とここまで逡巡している方に、おすすめしたいことがひとつ。

ぜひ、親にハガキを書いてみてはどうでしょう。近くに住んでいても、ポストに届くハガキは、新鮮でうれしい。この気持ち、わかりますよね。ましてや、人づきあいが少なくなっている親世代には、うれしいサプライズかと思います。繰り返し読めるし、飾ってもおけたりします。

元気にしてる?という言葉の端に、ちょっとだけ、私の●●を探しに行くね~とか、さりげなく一言。ハガキを前にすると、ちょっと気持ちがあらたまって、相手のことを思い浮かべながら、言葉を選びますよね。相手が喜んでくれたらもちろんうれしいけれど、何より、やさしい気持ちになれる。これがいちばんの効用かもしれませんね。

猛暑の夏には、一息つける、ハガキ。おすすめです。


2015/08/04 | キーワド: , , , | 記事: