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編集長・古戸郷子からのメッセージ ~親家片ノートに カード式もおすすめ~

作ると便利な「親家片ノート」。でも記入するまでが壁

猛暑の中では特に、気がすすまないことは後回しになってしまいがち。実家や親の現在の状況、覚えておきたいポイントややるべきことなどを書きとめる「親家片ノート」も、ノートは買ってみたけれど、なかなか書き始められないという方も多いのではないでしょうか。

恥ずかしながら、私ももちろん、日常生活のこまごまごとも、思いついたことからどんどん書きとめて形にしていくというのが、頭の中にはできあがっているのですが、これがなかなか実行に移せないでいます。

ノートを作るからには、書くからには、どの形で書くか決まってからでないと……なんて思ってしまったりもするからでしょうか。

スマホやパソコンにメモしておいても、全体をパッと見渡したり、順序を変えたりするのは意外と手間がかかったりします。手書きしか情報をまとめる手段がなかった時代より、情報整理のノウハウはずっと蓄積されたはずですが、それを自分流に使いこなすのはむずかしいということなのだと思います。

「単語帳」のようなカード式メモが、逆に今便利

そこでおすすめなのが、おそらく30年前くらいに大流行した、カード式情報整理術。

いまでも、やや大き目から名刺サイズまで、文具売り場には売られています。このカードメモにパンチでアナを空けて、カードリングでまとめておくというのを私は最近、ときどき仕事にも使っています。

ノートよりはずっと小型なので、1枚にひと項目しか書けないというのがミソ。ノートに書きとめると、どこから書いていくか、優先順位や項目の大小が書き進めるうちに変わってきて、こう書けばよかったのに、と思うこともたびたび。

これがカードだと、順序を変えるのも項目の大小をつけたり、並べ変えたりするのも、とても簡単。いろいろな書き方のものがまざっても気にならず、しかもパパッと全体が見渡せる。必要なことだけ取り出すのも携帯するのにも便利。

書き直すにも躊躇しなくていいのが、私には、いまさらながら、世紀の発見のような気がしています。紙の厚さもぺらぺらせずちょうどいい感じで、枚数が多くても少なくてもけっこうサマになり、どこに置くのにも場所をとらなくていいのです。

とりあえず、これをやろう、こんなことも忘れないように、というようなことをつらつらと書きとめていくと、それをその都度見返しながら、少しずつ頭の整理ができていくはずです。とファイルばかりが増えていくパソコンの情報整理にうまく対応できていない私は思っています。

 

 


2015/07/28 | キーワド: , , , | 記事: