専門家に聞く

編集長・古戸郷子からのメッセージ ~とにかく、行ってみる、試してみる、面白がってみる~

「終活」に対する前向きなパワーを実感!

先週、「よみうり終活フェスタin 大阪」にてセミナーをひとこま受け持って、親家片のお話をさせていただきました。

開場前から長蛇の列で、葬儀やお墓、保険や「終活」にまつわる企業ブースもセミナー会場も、イベント終了までたいへんな盛況でした。

 

「終活」という言葉は、ここ2~3年でどんどん世の中に広まっていますが、こんなに熱心に、積極的に考えようという方たちがこんなに大勢いらっしゃるのだということに、改めて驚きました。セミナーの席は、前方から次々にぎっしりと埋まり、各ブースではどんどん話を聞き、情報を集めている姿にただただ、圧倒されていました。

 

「親家片」を通じて親たちがどう人生を生き、年を重ねて、老いを迎え、過ごしていくのかを目の当たりにすることで、自分の「終活」が見えてくる、ということをお話ししたのですが、それこそ元気よく「入棺体験」(お棺に入ってみる体験です)にニコニコと挑戦している方たちを見ると、いまの自分の人生もその先の人生も、まるごと面白がってやろうじゃないか! というパワーを感じて、正直「参りました!」という気持ちでした。

 

このコラムでも、「不安」「悩み」をそのままかかえていても、それが大きくなって、どんどん前に踏み出しにくくなるので、まずははじめの一歩を「情報収集」からでも始めてみて、と申し上げていますが、そんなの当たり前でしょ、という生活人としての底力を感じてしまいました。

 

セミナーを聞かれた方たちには、親家片の経験者は少なめだったのですが、たぶんここに来られている方たちは、これならだいじょうぶ! と勝手ながら思ってしまったのでした。

 

これからの人生をどれだけ楽しめるか。終活の意義はそこにもある

 

考える前に、まず、行ってみる、試してみる、面白がってみる……。

 

若い世代の方たちは特に、「終活」と聞くと人生の最後をどうするかという、あまり明るくはないイメージでとらえる方も多いと思います。しかし人生の最後を考えるというより、いまをどう生きるか、その先の人生も楽しみにする、ということなんだ、そう思ったらずいぶん楽しいことじゃないか、と思えてきました。自分こそわかっていなかったのかもしれません。人生の先輩たちに、また教えていただいた気分です。


2015/06/30 | キーワド: , , | 記事: