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編集長・古戸郷子からのメッセージ~「終活」として親家片を考えるなら……~

 

 終活も親家片も人生をより輝かせるためにあるもの

紫陽花が緑の葉の間でくっきり美しく咲いていますが、空はどんより曇り空。梅雨はやっぱり気分が重くなりますね。

そんな日は、どんなに窓を開け放しても、部屋の中はなかなかすっきり明るくとはいかないものです。幸い、ことしの梅雨は、(私が住む南関東地方に限ってかもしれませんが)、ずっと雨の日が続くというよりは、カーッと晴れる日もはさまっているようなので、親家片進行中の方は、できるだけ明るい気持ちで進められるようにしてくださいね。

猛暑のときももちろんですが、この季節は焦らず少しお休み、というのも全然あり! だと思います。

6月27日(土)大阪で終活イベントセミナーが行われます!

ところで、こちらのサイトでもお知らせしていますように、6月終わりに、大阪のセミナーで、お話をさせていただきます。「終活」がテーマのイベントなので、「人生最後はすっきりが美しい」という自分自身の片づけについて話すのかなと思われる方もあるかもしれません。

ですが、このコラムでも何度かお話しているように、親家片の片づけがとにかくたいへんだったから、自分は若いうちからとにかくすっきり暮らそう。いらないものはどんどん処分して、できるだけものは買わずに……、というあまり楽しくない(それが大好き、気分爽快な方にはおすすめですが)「終活」は、私はおすすめしません。

人生の実りの時期を迎えて気持ちの余裕ができたときにこそ、自分がほんとうに好きなものに出会えるチャンスがあると思っているからです。

それと「終活」という言葉についても、「人生を美しく、子どもたちに迷惑をかけずに終える」ということだけと考えてほしくないなあと思っています。それより大事なのは、限りある時間をどう楽しんで、輝いて生きるか、を考えること。それに向かって一歩踏み出す、勇気を持つこと。毎日がより楽しみになるのでなければ、「終活」とは言えないんじゃないかと思っています。

 

そして、親家片に疲れきって、「限りある貴重な時間」を親家片で犠牲にしてしまった、ということにならないようにも、「親家片」がくれる「親」を思う時間や、「どう生きるか」「老いとどう向き合うか」などを考えるきっかけを大事にするためにも、どんなときも自分を大事に、無理はしないで、疲れたら休んで、気持ちを穏やかにしながら、親家片と向き合ってほしいなと思います。

 

「終活フェスタ」会場には、はじめの一歩に強い味方になる「情報収集」ができるいろいろな企業のブースが多数設置されるようです。お近くの方はぜひ、肩の力を抜いて、頭をほぐすつもりで、お気軽においでいただけたらと思います。お待ちしております!

よみうり終活フェスタ2015 in大阪 http://www.shukatsu-fesuta.com/


2015/06/20 | キーワド: , , | 記事: