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スッキリ生活アドバイザー宮城美智子の「片づけ上手は老い上手」 第39回~同居や介護施設へ引っ越しするときは?~

家族で暮らした戸建てや広いマンションから、こじんまりとしたワンルームへの引っ越しや、介護サービスつきの高齢者住宅への住み替えを検討する人が最近増えているといいます。

もちろん子どもとの同居を選択するケースもありますが、いずれの場合も、今の住まいよりは格段に収納に使えるスペースは狭くなります。荷物はいったいどの程度持って行けるのでしょうか。宮城さんにお聞きしました。

高齢者施設へは、段ボール約20箱分

「高齢者施設の部屋は、だいたい18平米(9〜10畳)くらいが一般的。このスペースに入るモノの量を考えると、だいたい押し入れ1つ分。段ボール箱で換算すると、20箱分が目安です。

もし、今の住まいで『快適に暮らすため』の親家片なら、段ボール20箱までモノを減らすことは至難の業。また、そこまで厳選してモノを減らす必要もありません。でも、希望の住まいに引っ越しをして安心して暮らす、という明確な目的があれば、20箱に納めるのは決して難しいことではありません。

ものの整理の前に必要なのは「心の整理」

そのためには、まず、自分の暮らしたい場所に住み替えるためには、たくさんの物は持っていけないんだ、と心の整理をすることが大切です。私はいつも『自分の好きなもの、今の自分に必要なものだけを箱に入れてくださいね』とお話しています。そうすると、たいていの方は迷うことなく、ご自分がいちばん大切にしているものだけを選別して荷造りをされます。モノを選ぶことが、これからの人生をどう生きていきたいか、考えることにつながるのですね」

 

(第40回へ続きます)

 

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宮城美智子さんプロフィール画像edited宮城美智子 みやぎ・みちこ スッキリ生活アドバイザー、収納コーディネーター

1947年滋賀県生まれ。50歳からアート引越センターに勤務し、主婦経験を生かしてアートエプロンサービス(家庭内の片づけをサポート)の担当部長となる。片づけや掃除の独自のノウハウを構築し60歳で独立。現在はハート引越センターの収納サポートレディ育成のほか、高齢者住宅の収納プランニング、講演活動、テレビ・雑誌などで活躍中。これまで1万人以上の片づけをサポート。特に高齢者の家にあふれるモノの整理をアドバイスし、多くの人から感謝されている。

宮城美智子オフィシャルサイト  http://theworks.co.jp/miyagi/
ハート引越センター http://www.hikkoshi8100.com/