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仏事のプロ「メモリアルアートの大野屋」に聞く 仏壇の新常識 第1回~仏壇の処分、どうすればいい?~

親家片では多くのモノを処分する必要に迫られますが、なかには簡単に「捨てる」ことができないものも。その代表格が仏壇です。どこの家庭にもあるものなのに、意外と知らない仏壇のこと、供養のこと、仏事のプロにうかがいます!

 

住まいに合わせた仏壇で
心穏やかにお参りを

 

仏壇とは、家の中に小さなお寺をつくってお参りできるようにしたもの。亡くなった人と対話のできる、心のよりどころともなる大切な場所。だからこそ簡単には処分ができず、困ってしまう人も多いのです。

「メモリアルアートの大野屋」のテレホンセンターにも、仏壇の処分についての問い合わせが多く寄せられています。

 

「信仰心がなくても、長年大切にしてきた仏壇を『粗大ゴミ』として処理してしまうことに抵抗を感じる方は多いですね。日ごろからつきあいのある寺院でお焚き上げをしていただくか、仏壇店で引き取ってもらうのが一般的です。お寺に供養をお願いする場合は、お布施をお渡しします。必要な費用なども、菩提寺に聞いてみましょう」

 

親家片を機に、現在の住まいにあわせた仏壇への買い替えも手

子ども世帯との同居や介護施設への入居、戸建てからコンパクトなマンションへの住み替えなどで、大きな仏壇を持て余してしまうことも。

「住まいの事情に合わせて、仏壇の買い替えを検討される方も多いですね。買い替えの際は、古い仏壇の引き取りが割り引きになったり、無料になることも。引っ越しや住み替えのタイミングで、住まいの雰囲気、スペースに合わせた新しい仏壇に買い替えるのもいいかと思います。

仏壇を置く場所に、特別な決まりはありません。ただ、水まわりや階段下などは避けたほうがいいですね。家族が心穏やかにお参りできる場所に安置しましょう。デザインや大きさもさまざまなタイプがありますので、リビングや寝室など、インテリアに合わせて選ぶことが可能です」

 

(第2回へ続きます)

 

メモリアルアートの大野屋 テレホンセンター所長 川瀬由紀さん
仏事アドバイザー。「大野屋テレホンセンター」所長として、年間2万件を超える相談、問い合わせに対応。相談者の視点に立った親身なアドバイスを行う。お墓ディレクター1級、仏事コーディネーターの資格を保有。著書に「お葬式・法要のQ&Aハンドブック」(主婦と生活社)。
メモリアルアートの大野屋 http://www.ohnoya.co.jp
大野屋テレホンセンター 0120-02-888

2015/04/20 | キーワド: , , , | 記事: