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税理士法人 麻布パートナーズに聞く! ~これからの相続には世代間の意見調整が必要不可欠! 後編~

30年ほど前から「相続問題」への対応に力を入れてきた「税理士法人 麻布パートナーズ」。総括代表の小見山さんが、著書『相続プラン』を発表したのも30年前でした。その後、バブル景気による地価の高騰で相続が大きな問題として浮上、次々に訪れる相談者に対し、小見山さんが提唱したのはどんなことなのでしょうか。

 

相続ドック、相続検診を通し、
問題への対策を立案・実行

 

円満な相続は「財産を子供たちにどういう形で相続させるかを考えることからはじまります」と指摘する小見山さん。

「そのためには、現状の問題点の把握が重要。相続の相談にみえられた方には、まず『相続検診』を受けていただいています。医療にたとえるなら、その役割は問題点を総合的に検診する人間ドック。ドック検診は無料で、もし問題がなければこれまで同様の生活を続けていただいてけっこうです」

 

問題が見つかれば、次に「要因分析」のステップへと進みます。問診を中心に行うこの分析は、内科的アプローチに相当します。ここからは、税制だけでなく民法までも視野に入れ、どこに問題があり、どういう対策が可能かを考えていくことになります。
最終的には、具体的な節税対策の立案、遺言書作成、相続人との対話、納税資金捻出などのステップへと進みます。相続人との対話に際しては、事務所スタッフが立会い、より建設的な結論に至るよう導きます。

「これらは、いわば外科的アプローチ。要因分析を通して見えてきた状況をご説明した上で、外科的アプローチに進むか否かをご判断いただいています」

 

健康で長生きし、相続対策にじゅうぶんな時間を
とるのが一番の対策

 

麻布パートナーズが目指すのは、全員が幸せになる円満なバトンタッチの実現です。
「残す側は、すべてをそのまま継承して欲しいと考えることが一般的です。しかし、受け取る側には、別の人生設計や価値観があります。そのギャップが相続に関する問題を複雑にしています。その間に立ち、相談者とご家族が幸せに生きていくためのお手伝いをする。それが我々のスタンスです」

 

資産や事業を子供へバトンタッチすることを考えはじめると、心配で夜も眠れなくなるという方は少なくありません。そういう方に対し、小見山さんは「人生を楽しみ、長生きすることが一番の対策です」と提案しています。

 

「より効果的な節税対策を行ったり、納税資金の確保に取り組むには時間が必要です。また、お子様同士での争いなどがないスムーズな財産分与を実現するには、子供たちとの話し合いの場を数多く設け、互いの思いを相手に伝えあう努力が必要です。もちろんスムーズな事業継承の準備に、時間が必要になることはいうまでもありません。つまり、長生きして時間を作ることこそが最大の相続対策なのです」

 

バトンを渡す側にとっては、旅行やゴルフなどの趣味を積極的に楽しみ、気分転換を図ることが円満な相続の一番の対策といえそうです。
また、近年、海外に不動産を持つ日本人が増えたこともあり、国際的な相続問題の事案が増えています。例えば、海外の別荘などの不動産を相続する場合には、米国では原則として、検認裁判所と呼ばれる裁判所によるプロベイト(Probate:検認)手続きを経なければなりません。

 

「ただし有効な遺言書の有無、承継者(Beneficiary)の指定、生前信託(LivingTrust)の設定などがあれば、その英訳を作成するなどで、スムーズな相続を実現することが可能です。海外資産の相続では、こうした知識の有無によって、掛かるお金や時間が大きく違ってきます」

 

国内の税制に精通し、海外での実務経験を持つリーダーに率いられた税理士法人だからこそ対応可能なことは、まだまだありそうです。
相続に関して、少しでも不安のある方はすぐに専門家の検診を受けること、そして相続を受ける側は、親の気持ちを理解することが円満なバトンタッチにつながると小見山さんはアドバイスしてくれました。

 

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親家片サイト 麻布パートナーズ 2税理士法人 麻布パートナーズ 総括代表 小見山満さん

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