専門家に聞く

編集長・古戸郷子からのメッセージ まず「書いてみる」、ここからリスタート!

できたこと、やったことをちょっとメモ。書くことの効用をぜひ実感して

 

東京の桜も満開のときを迎えようとしてています。これから少しずつ北へ向かって、日本中がピンク色に染め上げられる美しい季節です。気持ちも新たに親家片を、というかたには、改めて「書くこと」をおすすめしたいと思います。

 

以前、私が5年日記をつけているというお話をしましたが、ことしで7年目。両親を自宅近くに呼びよせたときの私の最初の親家片は、その日記をつけ始める前のことで、さすがに両親の引っ越しの日は手帳に残っているものの、一枚の写真すら残ってはいません。

 

ひと月に2~3回、通って夢中で家中のものを探索し、燃えるゴミと燃えないゴミにひたすら分けていたなあという記憶があるくらいです。そのときは、ただただ夢中で進んで、半年で終了したのですが、その後、両親がグループホームに移る2回目のときは、なかなか進まず、結局途中で、気持ちがなえてしまい、長い中断をすることになってしまいました。

 

計画は大まかに。きっちり立てないほうがうまくいく

どんなときもしっかり計画を立てて実行できる、という自信がある方も、(私は、夏休みの宿題は31日夜まで組で、まるで自信がありません)、この親家片については、しっかり計画を立てても、その通りにはいかないという場合が、ほとんどです。親の状態も反応も、それこそいろいろ変化をしますし、「とんでもないもの!」が見つかってしまったり、予期せぬ難題が降りかかることも多いからです。

 

そうなると、うまく進めるために作ったはずの計画表が、かえってプレッシャーやストレスになって、「いつになったら終わるのか、見当もつかない……」と途方に暮れてしまうことにもなりかねないのです。そうならないためには、計画は大まかに流動的に組んで、いまできていること、きょうできたことを書き出しながら、自分を上手に励ますことです。

 

ぜひ「親家片ノート」を作ってみてくださいね、とセミナーでも申しあげていますが、(特装版の「親の家を片づける」には、親・家・片ノートが特別についていますので、ぜひご覧になってくださいね)、いきなりノートに書き出すの勇気がいるという方も、いまお使いの手帳や(4月始まりのものを使ってもいいですね)、カレンダーに、ちょっとひとこと、その日にできたことや、思いついたことなどを書き出していくということなら、もう少し気軽に始められるのではないでしょうか。

 

そんなときは、「ここを片づけたら、ごほうびに○○」とか「疲れたらひとやすみ」なんて言葉も、ぜひ加えてみてくださいね。「書くこと」の効用、実感してみてください。


2015/04/05 | キーワド: , , , , | 記事: