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スッキリ生活アドバイザー宮城美智子の「片づけ上手は老い上手」 第17回 ~親子・夫婦で片づけをするときは?~

 

親家片が世間に広まりつつある今、「親」ではなく「子」が率先して片づけを進める場合も。頼りになる一方、思わぬところで衝突してしまうことも。どんな点に気をつければいいのでしょう。

 

親子・夫婦でもモノへの価値観が違うと
認識しておきましょう

 

家の中にある大量のモノを、ひとりで片づけるのは大変。もし誰かに手伝ってもらうとしたら……まず思いつくのが家族です。

 

最近では、本人よりも、娘さんが「実家を片づけたい」と思い立ち、母親にモノ減らしを提案するというパターンが増えています。そして、娘が「コレは捨てたら」と言い、母親が「もったいない」と首を横に振る。母親にすれば思い入れのあるモノでも、娘から見るとただのゴミだったりして、親子でも価値観が違うわけです。しかも、家族なので遠慮のない物言いになってしまい、ついには険悪な雰囲気に。

 

母娘で片づけをするとしたら、お互いに気遣いが必要です。

 

同じように夫と一緒に片づける場合も、無神経な言葉を投げかけないよう注意が必要。男性と女性の価値観はかなり違うので、お互いに相手の「捨てる・捨てない」の判断に納得がいかないことも多いのです。それぞれ自分の守備範囲のモノは自分で片づけ、相手の判断には口を出さないのがコツです。

 

もし片づけが停滞してしまったら……プロの手を借りるのもいい方法

また、近ごろでは、プロに頼む人も増えています。片づけのプロに頼んで、一緒に片づけてもらうのです。この場合、プロからはアドバイスをもらい、最終的な「捨てる・捨てない」の判断は自分自身が。そばに家族がいなくて自分ひとりで片づけなくてはならないときなどは、プロがモノの移動や処分などの力仕事も担ってくれるので、助かります。

 

また、親子や夫婦で片づけをしていると、お互いに譲らず、まったく前に進まないこともありますが、そんなときも、第三者のプロがいると、冷静になって話し合えるメリットがあるのです。

 

(第18回へ続きます)

 

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宮城美智子さんプロフィール画像edited宮城美智子 みやぎ・みちこ スッキリ生活アドバイザー、収納コーディネーター

1947年滋賀県生まれ。50歳からアート引越センターに勤務し、主婦経験を生かしてアートエプロンサービス(家庭内の片づけをサポート)の担当部長となる。片づけや掃除の独自のノウハウを構築し60歳で独立。現在はハート引越センターの収納サポートレディ育成のほか、高齢者住宅の収納プランニング、講演活動、テレビ・雑誌などで活躍中。これまで1万人以上の片づけをサポート。特に高齢者の家にあふれるモノの整理をアドバイスし、多くの人から感謝されている。

宮城美智子オフィシャルサイト  http://theworks.co.jp/miyagi/
ハート引越センター http://www.hikkoshi8100.com/