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スッキリ生活アドバイザー宮城美智子の「片づけ上手は老い上手」 第16回 ~趣味のモノは半年ごとに片づけを~

なかなか片づかない家にあるモノで共通しているのは、女性の場合は衣類やバッグ、ショップの紙袋なのだそう。では男性はというと、本や趣味のものが多いと宮城さんは言います。それらを上手に片づけるコツはあるのでしょうか。

趣味のモノ、コレクションは
1年ごとに引き算で量を減らして

 

男性が持て余しがちな本。これは、できれば半年に一回は風を通したい。ですから、自分で移動できる量に減らしていただきたいと思います。

昔、本好きの男性の片づけを手伝ったことがあります。ひと部屋に窓もつぶして本棚を並べ、ほとんど閉めきった状態で本を保管していました。部屋に入ったら、ダニにかまれて大変な思いをした経験が。

本が湿気を含むとダニの温床になるので、定期的に動かすことが大事です。今は、よほどの稀覯本でもなければ、一度手放した本でも再び入手できる時代。また読みたくなったら、購入するか図書館で探せばいいと考えて、本の所有量を減らしましょう。

 

これからも大切なモノか、必要なのかをきちんと考えてみましょう

 

趣味のモノ、コレクション品が多いのも男性。しかし、せっかく集めたモノも、年齢とともに管理や手入れが大変になるはずです。もし将来、高齢者住宅に入ることになったら、すべてを持っていくのはスペース的に無理。できれば段階的に数を減らしていくことをおすすめします。

 

考えてみれば、洋服は自分の好みが変わるだけでなく、年をとるにつれて似合う洋服も変わっていきます。趣味のモノに対する情熱も、やがて以前ほどではなくなります。何に関しても、ずっと同じということはないのです。年を重ねて自分が変化しているのに、いつまでも昔のモノにこだわるのは意味がないと思いませんか。

 

自分の家にはどんなモノが多いかを、客観的に見てみましょう。そして、それが「なぜ、多いのか」「今すべてを必要としているのか」を問いかけてみてください。「自分にとって本当に大切」「今、絶対に必要」なモノ以外は、実は、家に置いておく必要がないモノだと気づいていただければと思います。

 

(第17回へ続きます)

 

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宮城美智子さんプロフィール画像edited宮城美智子 みやぎ・みちこ スッキリ生活アドバイザー、収納コーディネーター

1947年滋賀県生まれ。50歳からアート引越センターに勤務し、主婦経験を生かしてアートエプロンサービス(家庭内の片づけをサポート)の担当部長となる。片づけや掃除の独自のノウハウを構築し60歳で独立。現在はハート引越センターの収納サポートレディ育成のほか、高齢者住宅の収納プランニング、講演活動、テレビ・雑誌などで活躍中。これまで1万人以上の片づけをサポート。特に高齢者の家にあふれるモノの整理をアドバイスし、多くの人から感謝されている。

宮城美智子オフィシャルサイト  http://theworks.co.jp/miyagi/
ハート引越センター http://www.hikkoshi8100.com/

 


2015/02/09 | キーワド: , , , | 記事: